ゴシックとは？定義が分からない…この置き時計ってゴシック様式？

ゴシックとは？定義が分からない…この置き時計ってゴシック様式？ | Gothic Base

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我が家に長年置いてある金時計。私の”ゴシックアンテナ”はこの金時計に反応したけど、よくよく見ると、ゴシックテイストによくある退廃的要素も見当たらない。

もともとの「ゴシック」の意味は、中世ヨーロッパ建築に由来します。でも、海外から日本にゴシック様式が輸入された後、いろんなテイストとミックスされて、日本独自の意味を持つようになったみたいで・・・。

この時計って「アンティーク」、「ヨーロピアン」、「ヴィクトリアン」、「ゴシック」、どの要素なんでしょうね。ホント分からなくなってきました(笑)

２人の天使が花園で遊んでいるようなデザインの置時計。かなりデコラティブ、ゴテゴテした装飾。でも、明るい金色＆バラ＆天使というモチーフだけ見ると、ゴシックでなく「ヴィクトリアンなのかな？」と思っちゃう。

よくみたら超ホコリかぶってますね、掃除しなきゃ(笑)。

後ろに黒い背表紙の本が並んでるんですが、それとマッチしてはいるんですよね。ほんと、「ゴシック」ってなんなの？

文字盤はよくあるローマ数字（ここもまたゴシック文字と混同して悩む）。ただ、黒い針のカタチとか、背景の唐草模様とかはちょっぴりゴシックな気も・・・？（いや、分からない・・・。）

こちらも我が家にずっと置いてある古い時計。ヨーロピアンであることは間違いない、けれどもゴシックテイストか、と言われると正直よく分からないんです。

「ゴシック好き」を公言しておきながら、自分自身、イマイチ理解できてないという・・・（恥）。

赤茶色とか、デザインとかが少しアンティークな気もするけど、ただの古いデザインのような気もします(笑)。

実際、どっちの時計も高価なものではないので、芸術的価値とかまったくないんです。なんとな～く、ゴシックな香りがしないでもない。そんなレベル。

このイミフメイな飾り、くるくる回ってます。この辺はムダにデコラティブな気がする。

でも全体的にはシンプルなんですよね。退廃的要素も、黒ベースでもない。うーん、ますます分からなくなってきました笑。

出典　http://ja.wikipedia.org/wiki/

日本のゴシックテイストってすごいアイマイで幅が広いです。でも、ひとつ言える共通点、それは「ゴシック建築の中にあっても違和感のないテイスト」ではないでしょうか？

本家・ゴシック建築様式も、国や建築時期によってかなりデザインが違います。装飾の有無の移り変わりも忙しく、「〇〇式ゴシック」といったミックス型の建築様式も多彩です。

出典　http://ja.wikipedia.org/wiki/

日本のゴシックインテリアやゴシックファッションも、こういうゴシック建築にマッチしていれば、どれも「ゴシックテイスト」、「ゴシック調」といえる気がしました。

ってことは、日本のゴシックって、想像以上に幅広いものなんじゃないか・・・と勝手に憶測。

この時計が何系なのか、けっきょく結論は出ないまま。でも私は上の金時計はゴシック要素がちょっとだけ、ほんの数ミリあるような気がしてます。確証はないけど。

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ゴシックウサギ☦千聖: