『黒執事(映画)』。水島ヒロの執事っぷりが見事なハマり役! | Gothic Base
◆ちょっぴりネタバレ&あらすじ含みます◆
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【水島ヒロ=執事のイメージしかなくなってしまったゴシック映画】
『黒執事』。コミック原作のゴシックサスペンス。その実写化映画を、たまたま間違えて録画しており、「じゃあちょっと観てみよう」のノリで観たら、水嶋ヒロの執事っぷりが半端でなくハマり役で、はからずも見入ってしまいました。
「黒執事」というタイトルだけで、もうすでにゴシック。漫画はチラ読みレベルでしたが、細かい設定とか全然分からなくても十分面白い。
そして何より、水島ヒロのイケメンっぷりが凄まじいです。何あれ・・・人間じゃないみたいな美形(笑)。あの二重とか、絵に描いたような美男子。あんな顔に生まれたら、視線浴びすぎて疲れちゃいそうです。
漫画のほうの黒執事は、≪完全無欠で従順、だけど生意気で、坊ちゃんと命をかけた悪魔的契約を交わしている≫みたいな設定でした。漫画もかなり面白そうで、続きを読みたいんですが、なかなか時間がとれず。
実写映画といっても、ストーリーはオリジナルものなので、コミック無関係に、独立した映画として観られます。ゴシック美術にそうとうチカラの入った映画で、世界観が美しくウットリ。
【冒頭の剛力彩芽ちゃんが可愛すぎた!黒髪ロング希望します】
この眼帯写真だと、普段どおりのショートカット&ボーイッシュ(坊ちゃん役だし)の剛力ちゃんなんですが、映画の冒頭で囚われの身になってるときの剛力ちゃん、めちゃくちゃかわいかったんですよ。
ふだんCMで観てるイメージって、「ダンスが得意で元気でスポーティー」なんだけど、黒執事映画の最初のところだけ、黒髪ロング&白い清楚系ワンピだったんです!「うわぁ、かわいい・・・!」って思わずつぶやいたほどに、可愛くてビックリ。
個人的な希望では、剛力ちゃんにはこの”清楚お嬢様路線”で行ってほしいトコロです。だって似合ってたんですよ、ほんとに。
【いいですね、黒執事と”男装のお嬢様”の関係。お耽美です】
黒執事の漫画の設定では、主人公の性別は「男」。たまに女装とかさせられてますが男の子です。
でも映画のほうでは、剛力ちゃんが「男装の麗人」の女主人役。2人の間のあいまいな空気、ちょっとドキドキしちゃいます。
水島ヒロの黒執事役は、人間ではなく、じつは悪魔。剛力ちゃんの命が尽きたときに魂をもらい受ける、という設定です。なので、剛力ちゃんが物語の中で死にかけたとき、ちょっと黒執事の心が揺らぎます。
見殺しにすれば、黒執事はめでたく坊ちゃん(剛力ちゃん)の魂を持っていけるんですが、けっきょく見殺しにはできなくて、命を助けてしまうんですね。
水島ヒロ演じる黒執事は、仕事に徹する冷酷な悪魔だけど、ちゃんと情も持っている。しかも、映画版だと性別が男×女になるので、主従関係を超えて、ほんのり恋愛感情に発展してるように見えました(その微妙な関係がイイ)。
背景はゴシックな王宮調、広いお屋敷に2人きり。恋愛関係と主従関係と利害関係が絡み合う間柄。なんだかココロ惹かれます(笑)。
ゴスファッションもすごくこだわり抜いてる感じがします。ちなみに、映画の中で水島ヒロが着ていたゴシック服は、東京のメンズブランド「ガラアーベント(GalaabenD)」のものだそうです。
黒執事の瞳は設定上「紅茶色」となっていて、映画の水島ヒロの瞳も赤系カラコンでした。あんな色のカラコンがすんなり似合ってしまうのもスゴイ。
そして、この黒執事の映画、キャスティングが非常に豪華でした。
伊武雅刀さん、栗原類さん、優香ちゃん、城田優さんがとくに印象的でした。にしても、優香ちゃんがあんなゴシックな怪演技をするとは・・・(笑)ちょっと意外な一面を見た思いです。
黒執事の口癖は「御意に」。我が家にも欲しい。こんなパーフェクトな黒執事。
(魂持ってかれちゃうけど)
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