美しさは罪。ゴシックな人物といえばバンコラン（「パタリロ！」）。

美しさは罪。ゴシックな人物といえばバンコラン（「パタリロ！」）。

【ゴシックな人物といえば、パタリロの「バンコラン」。美しさは罪】

なぜかパタリロのレコード（コロムビアさん）が我が家にあります。私のではないんですが、物心ついたころからこの曲になじんで育ったので、印象深いものがあります。

『パタリロ！』自体はギャグ系アニメで、ゴシックって感じではないんですが、なぜかバンコランの周囲のみに黒いゴシックな空気が流れている。

出典　https://www.youtube.com

すごく昔のアニメで、断片的に記憶してるだけなのに、なぜかこのバンコランだけはすごく印象深いんです。ナゾめいたアイシャドウの男・・・。

子供心に「男なのにお化粧してる」のがすごくフシギだったんですけど、じつはこの目の上の紫、”生まれつき”らしいです(笑)。

端正な容姿、完璧主義、似合う色は黒と紫、赤ワインの色。パタリロＥＤテーマ『美しさは罪』のエンドロールの絵は、まさにゴシック！影絵のような木に、赤いバラ。紫のカーテンにガウン。たたずむバンコラン。絵になります。

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お耽美の世界で生きているバンコラン。『美しさは罪』の歌詞がすごすぎてもう・・・(笑)。ほほえみさえ罪なんですから大変です。実際、バンコランの笑顔って私、記憶にないです。

パタリロのアニメ自体、大人向けだと知ったのはわりと最近のこと。バンコランの恋人らしき存在（マライヒ）は覚えてますが、女性だと思ってました。まさか美少年だとは・・・！

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【「私を愛さない人はいない」。すごい自信です。眼力で射落とすバンコラン】

『わたしを愛さない人はいない』　byバンコラン。

宝塚な世界に通じるものがありますが、ちょっとここまで言いきられちゃうと、ギャグ色が濃くなってきます。

バンコランに見つめられると、誰もが射落とされるそうです。まさに罪つくりな存在。名前も「ジャック・バルバロッサ・バンコラン」と非常にお耽美です。

バンコランの女性不信は母親の裏切りによるもの。かなり心の闇を感じます。諜報員や特殊部隊チックなこともやってますし、影の道を歩む感じもちょっとゴシックな闇の世界に通じます。お誕生日もＸｍａｓですし。

２番の歌詞は『長い髪は罪　足音さえ罪』。

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バンコランが歩けば、老若男女みなトリコにされてゆくんです。パタリロだけは別らしいですが。

【このお耽美バンコランのレコード、古いものなので大事にします】

バンコランの「美しさは罪」・「クックロビン音頭」はＢ面なんですが、Ａ面はうる星やつらの曲が入ってます。

表紙はこんな感じ。当時最盛期のアニメでしたね。これからレコードがまた復活するそうなので、大事にとっておきたいと思います。

パタリロのアニメを動画で観ましたが、第一話のタイトルがいきなり「美少年キラー」で衝撃を受けました。

バンコランってほぼ準主役の扱い。バンコランの初登場シーンでは、バンコランの近くにある赤バラが美しさのあまり震えていたほどです。

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こうしてみてると、パタリロの舞台が宮殿なので、ゴシック家具も高確率で拝めるんですよね。宝石泥棒の話やゴシックの魔法の話もたくさん出てきます。

赤バラの似合う男バンコラン。パタリロの中でも目の保養級のゴシック美青年ですが、そういう意味だけではなく、パタリロはストーリーそのものが面白いのでオススメ。

バンコランの脚の長さにも注目です。

 

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