黒のゴシックトレンチコート。ほどよい”大人カワイイ”の分量って? | Gothic Base
【私が春先&秋口に超活用する、プチゴシックなトレンチ】
買ってから何年になるでしょうか。オーソドックスデザインながら、ちょっぴりゴシック要素が取り入れられていて、1枚でそれなりにサマになるコートです。超重宝してます。
ハイウエストのXライン。裏地なしの薄手コートです。浅めの黒地。梅雨時期なんかにもよく使います。ボトムスを選ばないデザイン。
スカートもジーンズもパンツも、なんでも合うんです。靴もバッグもあまり選ばない。甘辛MIXデザインなので、どんな風にも着こなせる秀逸な1枚。
ほどよい分量の「大人カワイイ」テイストって、これくらいかなぁ?って思ってマス。
裾に、ボタンで取り外せるケミカルレースがぐるりとついています。可愛いので外したことはないです。
折り返さず着ることもできるけど、やっぱりこのバラレースをチラ見せしたいために、袖口はかならず折ります。
ちょっと袖がちんちくりんになっちゃいますけど(笑)。
裏地にデザインがほどこしてあるアイテムって大好き。
毎回、着脱するたびにリボン結びしなきゃいけないのが面倒で・・・。
縫い目を隠すくるみボタンって、様式美的なモノを感じるんです。あと、ジップの比翼仕立てなんかもそう。
【ゴシックの様式美って、生活感や物事のウラを隠すものだと思う】
だから、生活感をいっさい見せないことが、ゴシックのあり方だと私は勝手に思ってるんですが、どうなんでしょうね。
中世のコルセットなんかもそうですよね。ウエストは、どんなにしんどくてもギュウギュウに締め付ける。
「機能性<様式美」は”絶対”なんです。
だらしないもの、見せたくないもの、生活感のあふれるものはいっさい排除して美を重んじたもの、それがゴシック様式だと思います。
だって、ゴシックはちょっと死の香り(このセリフは中二的)すら漂わせる重々しいテイストです。そこに、現実感というか、生活感みたいなものは入れたくない感じ。
幻想的な世界イメージを保つには、いろんな「アラ」を隠さなきゃいけない。
「ゴシックテイスト」というと、生活様式までトータルでコーディネートするものだと思うんです。
でも私の部屋には生活感があふれています。ゴミバコやティッシュや爪切りなど(笑)。
そういうのもホントは完璧に隠したほうがいいんでしょうけどね~。なかなか難しい☆ゴシックテイストを極めようと思うと、きわめて窮屈な暮らしを強いられちゃう。
だらしない私には苦行です。だから、その辺はそこそこに(自分勝手)・・・。
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