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ジョニデ出演「アリスインワンダーランド」2010年(前編)鑑賞会

ジョニデ出演「アリスインワンダーランド」2010年(前編)鑑賞会 | Gothic Base

【「時間の旅」よりひとつ前のアリスinワンダーランドDVD】

映画「アリスインワンダーランド~時間の旅」(2016)のほうではなくて、

2010年の1つ前の作品のほう。

ジョニー・デップがマッドな帽子屋を演じている作品です。

「不思議の国のアリス」って派生作品も多く、原作をよく知らないまま、

なんとなくアリスの登場人物(動物)を記憶してる程度でした。

ストーリーをきっちり把握しているわけではなかったので、前から観てみたかった。

もちろんこの作品もティム・バートン監督の色が出ているので派生なんだけど、

映像&美術の面ですごくステキだったので、観てよかったと思ってます。

懐中時計を持った白ウサギ、チェシャ猫、青いイモムシ、ドードー鳥などおなじみの生き物。

そして、対立する赤の女王&白の女王。トランプの兵隊とチェス駒の兵隊。

アリスに登場する空想上の生き物や人物はとってもメルヘンで不気味で面白い。

そして、ジョニーデップ演じるハッター(マッドな帽子屋さん)が

3枚目でとてもいい味出してました。

最初は見た目的にジョニデに見えなかったんですが、じつは収録の撮影秘話で、

ジョニデの目を大きめに加工してあると知ってビックリ。分からないワケです。

また、白の女王は「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイ。

吹き替え声優はなんと深キョン。

主役のミア・ワシコウスカもイノセントな色白の美少女です。

赤の女王に仕えるハートのジャック「クリスピン・グローヴァー」は

あのバックトゥーザフューチャーの「ジョージ・ダグラス・マクフライ」でした。

なんというダンディズムでしょうか。「バック~」のころはまだ少年ぽかったはずなのに。

彼、作品内で「ずいぶん足が長細いな」と思ったら、これもCG加工されてました。

実写とCGの融合の最新技術には目を見張るものがありました。

【私の気に入った今回の生き物、それはチェシャ猫】

チェシャ猫はフシギな生き物です。存在そのものがゴシック。

今回の作品内でも、チェシャ猫は神出鬼没で、口が裂け歯の数も多くて不気味かわゆい。

CG技術のせいか、毛のフワフワ感や手品のように空中からふわっと現れる映像は

すごくやわらかで不自然さがなく、なんだか触りたくなるほどでした。

もともとこのチェシャ猫、着想は不気味な月からとったものだそうです。

欠けた三日月はまさにチェシャ猫の笑う口のカタチにそっくり。

この猫はいつもしたり顔で、アリスに助言したり意味深なことを呟いては惑わせたり。

とても魅力的なキャラクターです。

また、驚いたのが、最後にリアルなCGのドラゴンが出現したこと。

これは「鏡の国のアリス」に出てくる恐ろしい生物の象徴として描かれる生き物ですが

まさか今回、アリスが鎧を着てドラゴンと対峙するなんて思ってもみませんでした。

今回はアリスは小さな少女ではなく、19歳の大人アリスの設定なので、

アリスの成長の証として戦闘シーンが盛り込まれたのかも?

なにせ、斬新なストーリーでした。映像技術がゴシックでとっても美しいので、

ハロウィンに近い秋ごろに観ると一層季節感も出てステキに感じられると思います。



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ゴシックウサギ☦千聖:

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