ALIPRO宝野アリカさんの年齢不詳の魅力はその意識にあった
女性の有名人について考えるとき、
特に女性の場合、さらにビジュアルが大事なお仕事柄である場合、
年齢ってけっこう重要なファクターだと思ってます。
でも、逆に年齢という概念を超越している女性もお見掛けする。
その一人が、私の中では宝野アリカさんです。
年齢無関係な美しさ&気迫
その名のとおり、ご自身が「宝の在処」的な存在。
好きなことを究めた結果、たくさんのファンが生まれるという
まさに理想的な生き方。憧れます。
(ピチカートファイブの野宮真貴さんも同じ系統?)
日本人で、こういうカッコよさを持つ人って少ない。
なぜなら、横並び思想が板についちゃってるから。
浮いた存在、目立つ存在にはならず、
「この年齢なら〇〇にしないと」と生き方やファッションに謎の概念や枠を作り
その中に自分を押し込めて安心する。
年齢を重ねれば重ねるほど、引っ込み思案になっていく人は多いです。
特に女性は、年齢とともに後ろへ隠れてしまう傾向。
女子アナに若い女性が多いのも、年配になるとニュースを読まなくなるのも
日本ならでは、という感じがします。
そういえば、日本の漫画の主人公には高校生が多い。
これ、海外では「なぜ?」とフシギに思われてるそうですね。
(※日本では「学生がもっともヒマ」というのもあるそうですが)
バットマンのような国民的アニメでも、主人公は学生ではない。
日本の代表アニメは、ポケモンのようにやっぱり学生なことが多いです。
そこから推し量れるように、<若い=価値がある、表舞台>という意識が
根強い国なんだと思うんですよね、ニッポンって。
「女性は年を取ったら終わりではない」
2018年で55歳という年齢を迎える宝野アリカさん。
あるインタビューで「感性を枯渇させない」「自身に制限を設けない」など
生きざまを提唱しているアリカさんが、とにかく一本気でブレてない。
常に何かやりたいことに取り組んでいて、
それが”ファンや世間に迎合するものではない”というのがステキ。
美輪明宏さんも著書の中で「何にも囚われないこと」をモットーにするよう
言葉を綴っていましたが、
真の自由人は既成概念に縛られないんですね。
て、こんなことを書いてる私ですが、
誕生日を迎えると「ええ・・・もうこんな年齢?」と
年齢にそぐわない精神年齢やチープファッションに関して
ちょっと恥じるような気持になります。
「この年齢でこんなことやってていいんだろうか」
「周りは着実に地に足をつけてるのに」
などなど、周囲と比較したり、世間からズレるのを恐れたり。
「もうそろそろ、こんな格好はやめないと・・・」
と何か強迫観念的なものを感じ始めるんです。
それって誰のためなんでしょうね。いいカッコしいなだけかも。
今回のアリカさんのインタビューで印象に残った言葉は、
「何もない365日より、何か1個ずつやれば365個残るから」
というもの。
これを積み重ねることで、40代、50代になったときに
違いが出てくるのだそうです。
私も1日1つ、小さくていいから自分のために何か積み上げていきたいな。
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