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ゴシックアニメ『BLOOD+』。1話から観たい”血みどろ”傑作

ゴシックアニメ『BLOOD+』。1話から観たい”血みどろ”傑作 | Gothic Base

出典 http://www.blood.tv/

【その名のとおりBLOOD(血)まみれ!プチゴシック吸血鬼アニメ】

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ゴシック&和ゴス要素を少しあわせ持つ、独特の吸血鬼アニメ『BLOOD+(ブラッドプラス)』。ほんとに大量出血しまくり(笑)。

このアニメは、私が初めて「DVD全巻まとめ買いしたい!」と思ったほどハマった、全50話くらいの超大作です。

制服+黒髪ショートの女子高生(美少女)+刀、という”萌え要素”も押さえてて、西洋ゴシックな服装や建物、モチーフがいっぱい出てくる。

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「ブラッドプラス」というだけあって、血が出るわ出るわ(笑)。「そんなに人間って血は出ないだろう・・・」とツッコミ入れたくなりますが、「出血大サービスの嵐」ということにしておきましょう。

時系列とストーリーと登場人物がかなり複雑なので、1度みたくらいではちょっと理解不能な部分も。私は2度観ましたが、3度観たらまた違った見方ができる気がします。そのくらい、繰り返して観たいゴスアニメ。

【ツッコミドコロ満載なんだけど、最後にいつも泣いてしまう】

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主人公「小夜(さや)」を守護する、まるで黒執事のようないでたちの美貌の男性「ハジ」。不死の存在で、チェロの名人。

神出鬼没キャラで、いきなりバーベキューをやってる人のそばの道路でチェロを弾き始めたり、チェロケースで敵を殴ったり、けっこうやりたい放題なんだけど、ものすごく人気の高い主要人物です。

「BLOOD+」は海外でも広く知られた作品ですが、ハジのあっさりしょうゆ顔について、海外からは「ハジはいつも眠っているのか?(目が開いてないのでは?)」との容赦ない声も届きました。こんなにかっこいいのに・・・。

ストーリーは複雑なので書けないけど、かなり全体的にグロテスクです(15Rだった気が)。直視できず指の隙間から何度観たことでしょうか。

舞台は「沖縄~ベトナム~ロシア~ヨーロッパ諸国~アメリカ~沖縄(再)」とものすごく広いので、制作の方々はさぞ大変だったんだろうな、なんて思います。

主人公・小夜(さや)の衣装が、ストーリー進行とともにゴシック化していくのも見どころのひとつ。この小夜には、物語の中核となる双子の美少女がいますが、こちらはゴスロリみたいなお姫様なファッションです。

家族の愛情の有無によって、双子であってもこんなに差が出る・・・みたいなのがテーマの1つです。

永遠の命を生き続けなくてはならない主人公小夜&ハジと、その周囲の寿命ある人間たちとの対比もポイント。

エンディングは、ゴシックアニメらしく「to be continued」な終わり方でした。先が見えないというか、「永遠に繰り返されるのかな?」と視聴者に想像させるような感じ。

バッドエンドともハッピーエンドともつかないあいまいな結末。でも、ちゃんと起承転結があって、見終わった後はちゃんと余韻も残しながらも、スッキリ気分になれるアニメです。

ただ、作中には涙を誘う人物がいっぱい出てくるので、彼らの将来を思うとエンディングは泣けてきます。

とくに、主人公の血のつながらない兄「カイ」は、あまりにもかわいそうで・・・。物語の中でもっとも報われない人物じゃないでしょうか。

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この少年はエンディングで、将来吸血鬼になるであろう双子の世話を引き受けることになり、愛する主人公小夜は30年の眠りについてしまう。彼は沖縄の店をひとりで切り盛りしながら、吸血鬼の双子を育てることになるのです。

将来、自分を襲うかもしれない、吸血鬼の子供たち(ちょっと怖い・・・)。そして、30年後再会する小夜は、若い姿のままなのです。これはあまりに切ない。しかも、小夜とハジは相思相愛なので、入り込む余地もない。

人柄がよすぎるゆえに、すごく無理難題を抱え込んでるイメージ。彼には最後にもっと幸せになってほしかったです。

 

ほかにOVAの「BLOOD-C」や関連作品もたくさん出ています。絵柄や設定が違いますが、主人公は同じ。

小夜はものすごく淡々とした性格なので、綾波レイのように賛否両論な存在だけど、私はすごくスキです。

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ゴシックウサギ☦千聖:

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