霧のロンドンのゴシックさがスゴイ!すべてが影絵のような世界 | Gothic Base
【常に霧深いイメージのあるロンドン。ゴシックな街並み】
実家になぜかテムズ川の額縁があります。
まさに上のような感じで、ちょっと薄暗く影絵調になっている絵。
母親に尋ねてみると、「ロンドンの街が素敵だったから買った」とのこと。
テムズ川といえば、私の印象ではやはり切り裂きジャックのイメージです。
今は絶景に数えられるロンドンブリッジや時計塔も、ちょっと怖い事件の印象。
それってやっぱり”霧深い”というところからきている気がします。
とはいっても上の写真は「ロンドンスモッグ」といって、
死者が多く出た1952年の大気汚染時のもの。
ふだんのロンドンの冬の霧もここまで視界が悪いことはなさそうです。
石炭のススなどで煙ったロンドン(1952年)。すごいですね。暗黒の街。
「霧のロンドン」というロマンチックな表現が有名ですが、
まさか公害事件から来ていたとは思わなかったです。
それにしても霧深いっていうのはなんだかミステリアスでちょっとロンマンチック。
私の住む地域も、気候的に霧が発生しやすい条件で、
霧の夜に出歩くと、闇夜から魔物が現れそうな感じがします。ちょっとワクワク。
【霧(きり)と靄(もや)って何が違うんだろう】
霧と靄って字も似てるし、区別がついてない私です。
Wikipedia先生によると、
『気象観測においては視程が1 km未満のものを霧(きり)といい、
1km以上10km未満のものは靄(もや)と呼んで区別する』とあります。
ということはモヤのほうが程度が酷い、ってコトなんでしょうね。知らなかった。
霧というのは雲が体の周りにあるようなものらしく、
水分が飽和状態なために起きる現象だそう。それで霧やモヤの日は肌寒いんですね。
私も先日の夜、玄関ドアを開けるといつもと違う真っ白な気体に覆われていて
いつもの景色がまるで別世界。ちょっと新鮮に感じたと同時に
「これだと霧に紛れて凶悪事件が起きるのも無理ないなぁ」なんて思いました。
でも霧ってやっぱりロマンチック。
スポンサードリンク
↓ゴシックファッションを楽天で!↓