”殺しの天使”の異名をとるドクツルタケがほんとに殺しそうな雰囲気 | Gothic Base
「殺しの天使」というマンガやゲームに出てきそうなあだ名を持つ
この白き不気味なキノコは”ドクツルタケ”。
この目深帽のようなカサ&フリル状のところが、
襟元にフリルをしつらえたゴシック服の不審人物に見えてくる・・・。
カサの根元が薄暗くてよく見えないのがますます不審です。
また全体が真っ白なところも、木陰や夜間に見たら、
ボウッと浮かび上がるようで、なんとも不気味。
間違いなく我々を殺しにかかってくる風貌。恐るべし、最強のドクキノコ。
キノコという存在はゴシック。さらに毒ともなると・・・
この殺しの天使は、「ハラタケ目テングタケ科テングタケ属」だそう。
欧米では「破壊の天使」(Destroying Angel) と、これまた素敵な異名をとります。
中二病な世界観がピッタリなこのキノコ、ゲームの敵とかで出てきそう。
致死率が非常に高いんだけど、真っ白で、食べたら滑らかで美味しそうに見えますよね。
我々ド素人が考える危険なキノコといえば、やっぱりベニテングダケのように
赤くて毒々しい色のものや、派手な斑点でいかにも毒のありそうな柄のもの。
ですが、詳しい人からすると「白いキノコはキケンの証」らしく、鑑別が大事だそうです。
症状はコレラのような重篤なもの・・・
このドクツルタケ1本で、ヒト一人の殺傷能力があるとのこと。
「自分を絶対に食わせない!」という強い意志&生存本能を感じさせます。
誤って食べた場合、早く手当てをしないと命取りになるそうで・・・怖すぎる。
コレラに似た症状からどんどん悪化し、出血など重篤な症状になり、死に至ります。
キノコってスベスベしてて、ちょっと摘んで帰りたくなる形状。
ですが、こういうのを見ると触るのすらご法度な気がしてきます。
そうそう、「このキノコ、いかにも擬人化向きだなぁ」と思ったら、
すでに擬人化完了済でした笑。
殺しの天使ってことで、翼の生えた美白美少女化。予想通り。
これは「キノコ擬人化図鑑」という書籍で、
多くのファン(キノコ好き&擬人化好き)を獲得しているようです。
この表紙右上にいるのがおそらくドクツルタケちゃんでしょう。
キノコ図鑑としても優秀らしくて、ちょっと気になります。読んでみたい。
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