和ゴスな世界観「陰陽師」LOVE★羽生選手金メダルおめでとう | Gothic Base
羽生選手の安倍晴明が素敵だった平昌オリンピック
2018年平昌オリンピックで羽生結弦選手が舞ったのが”陰陽師”。
実在したかどうか定かではないけれど、人と妖(あやかし)とのあいの子と呼ばれた
安倍晴明を演じましたね。あの陰陽師の衣装もステキだったな。
フィギュアスケートではピタッとした服でないといけないので、
袖がちょっと広がっただけのデザインでしたが、それでも肩の切れ込みとか手袋とか
かなり再現されていたと感じました。そうそう、
羽生くんの呪(しゅ)を唱える指ポーズにキュンとされた方も多いのではないでしょうか。
いかにもな陰陽師ポーズ、世界観に入るための導入に必須です。
今回の羽生選手の衣装はいつものジョニー・ウィアー(元選手)デザインではなく、
羽生選手自身がデザイナーだったとのこと(!)。
あのふんわりな平安の雰囲気を出すのは至難の業だったのでは・・・?
(あんまりはためいてもいけないし)
夢枕獏「陰陽師」が和ゴスな世界観で大好き
妖しい世界観や繊細な表現で魅了してくれる、夢枕獏先生。
ふだんファンタジーは読まない私でも、陰陽師シリーズはロマンチックで神秘的で
ものすごく楽しめました。大事にしている本シリーズのひとつです。
最初に読んだのは「陰陽師 生成り姫(なまなりひめ)」。
”生成り”とは、生霊のこと。死んで霊になって出てくるものではなく、
本人の無意識から抜け出して悪さをするからタチが悪いです。
この小説では安倍晴明が、こういうネチネチした女の怨念を
祓い解決していくお話が収録されており、映画化した陰陽師シリーズでも
この生成り姫のネタが出てきます。五寸釘で男性の移り気を呪う女・・・。
上の小説表紙のイメージまんま。ほか、陰陽師は数冊のシリーズが出ています。
今回、羽生選手が演目に使った曲は、野村萬斎氏演じる安倍晴明の舞シーンで
使われた印象的な楽曲。笙の音が平安時代の百鬼夜行っぽい空気をよく表していて
とても日本的。サントラCDも出てます。
陰陽師サントラジャケがこんな和ゴス風味な絵なんですが、やっぱり安倍晴明といえば
キツネ目で色白、切れ長の細面ということで、
野村萬斎さんや羽生選手はピッタリなワケです。
「安倍晴明は女性よりも美しい」とされているので、
線の細い羽生選手はほんとに晴明にふさわしかった。
陰陽師の映画では、今井絵理子現議員や小泉今日子さん、深田恭子さんなど豪華な顔ぶれが
揃っていて圧巻。和ゴスって妖しい色気がなきゃ成立しませんが、野村萬斎さんをはじめ
キャストがすごくセクシーな方ばかり。もうずいぶん前の映画ですが、また観たくなりました。
そういえば京都の安倍晴明神社にも足を運びました。
五芒星のお土産とか買って悦に入ってたものです(厨二病ちっくに)。
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