ゴシックアニメ『ヴァンパイア騎士』感想※ちょっとネタバレ注意※ | Gothic Base
王道人気ゴシックアニメ『ヴァンパイア騎士(ナイト)』。テレ東の深夜枠。主役のかわいさやゴシック要素がスバラシイ。
ファッションもすごく凝ってるので、コスプレ制服がすごく人気。私もこんな制服着たかったですもん(笑)。
個人的な感想&気になるオチなど、ちょっぴりあらすじやネタバレを含みますので、これからご覧になる方はご注意くださいね☆
【え?そんな終わり方・・・(涙)ちょっとショッキングな結末。悲しい】
ヴァンパイアものって、「この先ずっとこれが永遠に続く・・・」みたいな感じで終わるモノが多いんですが、この『ヴァンパイア騎士(ナイト)』もこの系統です。
すごく面白くて設定とか凝ってて、最後まで失速しなかった数少ない貴重なアニメ。すごくスキなゴシックアニメなんだけど、最後は悲しい結末。切なすぎ。
主役はこの3人としてずっと観てたんだけど、(左から黒主 優姫・クロスユウキ、錐生 零・キリュウゼロ、玖蘭 枢・クランカナメ)
最後には、この人が全部おいしいところを持っていった感(笑)。黒主 灰閻(クロス カイエン)、恐るべし!(名前がすでにすごい)
「メガネはずしたら最強&イケメン」設定でした。
心優しい名脇役設定で終わると思っていたら、この方がキーマンだったとは・・・!私、超絶紳士のカナメさまより、この人のほうに完全に気持ちが傾きましたね、最後は。
主役の3人がかすむほどの配置転換だったので、「ええっ!?」ってなりました。うだつの上がらない気のいいオジサマが、じつはすべての黒幕といっていいほどの主役っぷりを発揮。
めちゃくちゃ有終の美を飾ってました。こんなハズじゃ・・・(笑)でもよくまとまってましたよ。すべてのナゾがキレイに解けてて。
【優姫と零は恋に落ちたのか?枢(カナメ)さまはどうなったのか・・・】
結論からいうと、優姫と零は恋人どころか、完全に敵対関係になってエンド。
優姫の憧れだった枢(カナメ)さまは、じつは優姫とは血のつながらない兄妹だったのです。この2人は禁断の恋の予感を匂わせつつ、優姫&零は将来の殺し合いの予感を漂わせつつ、物語は終わります。
私、さみしさを感じずにいられませんでした。優姫のキャラクターや容貌が完全に変わってしまったこととか。
もともと身寄りもなく立場的にずっと孤独を抱えてきた零が、エンディングを迎えてなお、この先もずっと孤独で生きなければならず、しかも片思い(いっときは両想い)してた優姫とは、永遠に殺し合うべき間柄になってしまったこととか。
ゴシックアニメってわりとバッドエンド率が高いんですが、このヴァンパイア騎士は、途中経過でもなんだか悲しいオーラ満載だったので、最後くらいはだれか1人くらいハッピーになってほしいなぁ・・・と思ってました。
でも、ゴシックアニメは、そうやすやすとハッピーエンドを与えてはくれない。
美しく永い苦しみは、永遠に3人の間に降り積もるのです。エンディング後の私、さすがにしばらく無言でした。
「王道ゴシックアニメの展開はこれでいいんだ」と思いつつ、なんでしょうか?この心残り感(笑)。
このアニメは『ヴァンパイア騎士』本編のあと、続編である『ヴァンパイア騎士Guilty』で完結となります。
もしさらに続編が出たとしても、ハッピーエンドはとうてい見込めないでしょうね。なので、これは「Guilty」で完結してくれて正解でした。余計に悲しくなるばかりですから(涙)。
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