宝野アリカさん＆ALI PROJECTの濃密ゴシックワールド！ | Gothic Base
【宝野アリカさんの魅力。年齢不詳＆ゴシック＆お耽美ワールド】
写真集「蜜薔薇、棘薔薇」。宝野アリカさんの魅力満載のゴス本です。
宝野アリカさんファンの方ならきっと持っているであろう１冊。
ロリータ、ゴスロリ、和ゴス、甘ロリなどなんでも着こなしてしまうアリカさん。
ときには女王様のようにゴージャスリッチで、
ときには少女のようにあどけなく、年齢不詳の魅力がいっぱい。
実年齢に関係なく、いろんな年齢を演じられる女性だと感じます。
それだけ、感性の引き出しが多いといいますか。
掲載されている散文の内容が、まさに宝野アリカさんの世界そのもの！
美意識や人生観、心のあり方など、行き届いた耽美さが垣間見えます。
自由に気ままに好きなことを追求し続ける姿勢に魅了されっぱなしです。
でも、痛々しくなく、それで自然体であり続けられるのがスゴイ！
宝野アリカさんの世界観は独特麗しく、他の誰にもマネしようがない。
もちろん才能をお持ちで芸能人だからこそできる事かもしれませんが、
一般人の自分でも、「ああ、こんな風に生きられたらステキだな」と思えるんです。
そういう意味でも、いろんな勇気や新しい感性を触発される魅力的な女性です。
【宝野アリカさんの音楽「ALI PROJECT」のＣＤ】
そのＣＤを、数年前から少しずつ集め始めています。
アリカさんの曲はアニメ主題歌（ローゼンメイデンなど）でも有名ですが、
それ以外にもいろんなテイストの名曲があって、聴いていて飽きることがない。
上のＣＤは、私が最初に購入した思い出の一枚です。
リアルな関節人形がどこか毒々しいジャケットとなってます。
でも内容は蝶や花と戯れるような、貴族の少女が薔薇庭園にあそぶ、というような
優美な雰囲気。（激しい曲調も織り交ぜてあってステキです）
アリカさんの唄うメロディーはとても複雑。不協和音をたくさん取り入れてあり、
リズムの刻みもさまざまです。音程の上下の振り幅が半端でないんですが、
完璧に歌いこなされているのがスバラシイ。ふつうの人はなかなか歌えませんよね。
アリカさんの本名「広永有（ひろながあり）」さんに由来しています。
まさか本名に由来しているとは存じませんでした。
アリカさんのご両親は洋画家さんで、芸術的感性をはぐくめる環境で育ったのだとか。
お洋服のデザイン、歌、作曲、絵画、モデル業、文筆活動など、
とにかく幅広い活動領域をお持ちです。現代に生きる女性には見えないんです。
まるで本物の中世の貴族様のよう！
私は宝野アリカさんと「ALI PROJECT」の音楽、その世界観を心から応援しています。
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