いつもゴシック様式ばかり追い求めている訳じゃなくて
出典 https://ja.wikipedia.org/
【ダークな気分なときこそ自分に必要なゴシック様式】
ゴシック様式というと、西洋の格調高いそれを思いがちですが、
ここで一人語っているゴシックは日本だけで発展した様式についてで、
しかも自分の考えるゴシック様式ということで、とても自分勝手なものです。
正しい”ゴシックの意味”が分かっている訳でもなくて、
ただ暗くて華やかな雰囲気のものを”ゴシック調”と勝手に決めつけて
そういうテイストのものに惹かれているだけなのです。
私の父が「日本人は、何でもかんでもゴシックと呼ぶ」と言ってましたが
まさに私がその典型。「あなたの娘がまさにソレです」と言いたいです。
でも、いつもいつもゴシックテイストを追求しているワケでもないんです。
そのときの気分で、ゴシックなものに浸りたいときもあり、
ゴシックとは正反対のチャラチャラした軽薄なモノに奔るときもあり・・・。
つまり、時々”ゴシック病”を患うみたいなもの。
日本でいうゴシックって、ちょっと中二的でお耽美な空気をはらむので、
気怠くて物憂い気分のときに、無性にゴシックが恋しくなる。
そんなお手軽さで、私はゴシックを愛しています。
【ゴシック=倦怠。厭世的な気分のときにこそハマるゴシック】
私はふだんペシミスト(悲観論者・厭世家)ではありませんが、
誰にでも起きるように、ときどきひどく現実が面倒になり、
何かに逃避したくなることがあります。そういうときこそゴシック。
ゴシックテイストって、けっして暗いだけのものではなく、じつは華やかさもある。
暗さの中にもギラギラした何かを併せ持つ、そういう空気が好きです。
退廃的な空気の中に、部分的に鮮やかな色彩がある、という風なのがイイ。
太陽よりも月が好きで、健全な花よりもちょっと毒々しい花のほうが好き。
昼よりも夜が好き。そんな人はきっとゴシックが好きな人なんだと思います。
完全に健康で前向きで明るくあっけらかんとしている、
そういう人とゴシックとは、たぶん相性が悪い。
「うわ、気持ち悪い」とさえ言われてしまうほどに、相性が悪いです。
なので、ゴシック趣味はあまり人前に晒すものではなくて、
コッソリ愉しむのがいいのではないかと勝手に思っています。
なので、こういう誰にも知られぬ場所で中二病を発症しながら、
自分に酔ったような駄文を垂れ流すのが相応しいと思っています。
悩み深かったり刺々しかったり、そういう人間の一面と調和するテイスト、
「それがゴシックかな?」と私は思っています。
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