漫画「イノサン」に感化されてゴシック絵を描きたくなったけど・・・
【残酷漫画「イノサン」のお耽美ゴス絵を眺めていたら】
人気の無残な漫画「イノサン」。2015年にマンガ大賞7位になっています。
ストーリーが残虐で目を覆いたくなりますが、描き込みが凄すぎて
まるで絵画のようになっています。見開きで唇のみの描写だったりとか、
とにかく絵が細かく、ゴシックで麗しいです。
エンピツでデッサンしたような絵に感化されて、
私もペンタブで何かゴシックな絵を描いてみたくなりました。
イノサンに出てくるシャルルかマリーを模写しようと思ったんですが、
難しそうだったので、細い線で女性を描いてみました。
ぜんぜんゴシックになりません。キケン度が足りないな・・・。
というわけで、下書きが面倒になったのでいきなり塗りに入ったところ、
なぜか全然違う絵に出来上がってしまいました。なぜ?
色使いだけがちょっぴりゴシックで、これではただの女性・・・!
ゴシックな人の絵を描くとき、どこをどうすればゴシックになるのかが
よく分からないんですね。顔色は悪くしましたし、目の周りも真っ黒にしました。
唇の血色も悪い。でも何かが大きく物足りない・・・!
目から血でも流せばいいんでしょうか?
【ゴシック=様式美。なのでファッションはゴテゴテしなくては!】
ゴスな人の絵を描く上で、メイクはじつはさほど問題ないのかも?
ある程度メイクが濃く描ければ、あとはデコラティブなアイテムを周りに散らすのが
コツかもしれませんね。上は「イノサンRouge」のマリーですが、
深紅のバラを背負っている。こういうケバケバしい飾りが必要なのかもしれない。
でも、バラって難しいんですよね。人物よりも難しい。だから、
そこで描くのを諦めてしまう。
強めのゴシックキャラは黒目を小さく、三白眼気味に描くのが良さそうですね。
そして、可愛い系は黒目がちに、カラコン仕様&姫系で描くのがいいかもしれない。
そこまでは掴めてきましたが、
相変わらず、首から上をナナメ右向きに描くことしかできません。
(絵の好きな方、こういうクセの抜けない人が多いのでは笑)
全身のバランス、体の構成などを会得しないことには、
いつまでたってもバストアップの絵止まりになってしまう。
そう、分かってはいるんですけどね・・・★
関節人形などで体のバランスを勉強せねば、と思いつつ10年くらい経ってしまった感。
服のシワ、髪のツヤ、首の角度、手のサイズ、手足の程よい太さ&長さ・・・。
課題は腐るほどあります。
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