和ゴスな「蜘蛛の糸」インテリア。あと一歩ゴシック要素が足りない?
【和ゴスといっていいかどうか分からないけど蜘蛛のてぬぐい】
美しいさらっとした布地の手ぬぐいを額に入れたもの。蜘蛛モチーフにヒトメボレ。ココロ惹かれたので即買いしました。
ただ、この額縁のチョイスは私の母のもの。私はゴシックテイストで飾りたかったので、ちょっと方向性が違ってしまった。残念です。
淡い色の木製枠だと、一気にふつうの和モダンになってしまうんですよね。和ゴスを目指すのなら、これを洋風の額にするか、もっと濃い色(黒エンジや黒緑など)の額縁にするかしたかったです。
でも、この雨上がりのような水滴のついた蜘蛛の巣はとっても美しい。
ちょっと手ぬぐいとして使うには惜しい柄です。しかもかなりビッグサイズ。用途が手ぬぐいとは思えないので、額に入れてみました。
日本製で、ちょっとムラ染めになってます。綿素材なんだけど、ちょっと麻っぽい涼しげな質感。紺か墨黒かわからないようなあいまいな色です。「注ぎ染め」という手法の染物。
ひとすじの蜘蛛の糸と、その先に小さな蜘蛛。デザインのバランスがよくてスキです。
ただ、もし蜘蛛の巣に、ちょっと残酷だけど赤い蝶1匹でもかかっていれば、もっと和ゴス要素が増えた気がします。
こんな感じの蝶がとらわれてれば、完全に和ゴスでした。
【蜘蛛&蜘蛛の巣ってそれだけでゴシックテイストになる】
蜘蛛ってキライな人も多いんですが(私も実際にはニガテなほう)、ゴシックテイストには欠かせないモチーフ。
闇の生き物という感じもあり、見た目もちょっとグロテスクです。足が4対というところもちょっと奇異な感じ。異形の物としてはピッタリのイメージです。
それに、虫などの生き物をじっと待ち構えて捕食するという点もまた薄気味悪い(笑)。食虫植物などもそうですが、≪薄気味悪さ≫というのも、ゴシックテイストに必須イメージな気がします。
蜘蛛は実際には益虫ですが、やっぱりいくらあの黒い”G”を食べてくれるとはいえ、家の中で這い回られるとどうもキビシイものがあります。
でも、蜘蛛の巣はほんとに美しいカタチです。蜂の巣もそうだけど、なぜこんなカタチを作れるのがフシギでならない。
蜘蛛は、自分の蜘蛛の巣には引っかからず歩けるそうです。じつは蜘蛛の巣って、放射状に張った糸のほうには粘り気がないので、蜘蛛はその糸の上のみを歩くのだそうです。
円形に張られた横糸には粘液がついているので、これに引っかかった虫はとらえらてしまうんですね。蜘蛛の巣に一旦ひっかかって逃げおおせる獲物もいますが、それはたまたま粘り気のない縦糸にひっかかったのかも?
蜘蛛はほとんどが夜行性で、薄暗いところを静かに動き回ります。こういう生態もまた、ゴシックな世界観にマッチします。
ゴシックモチーフに夜行性のものが多いのは、やっぱりゴシック=闇夜のイメージだからなんでしょうね。
蜘蛛には毒を持つものもありますね。たとえばタランチュラ。見た目もなかなかゴスですが、”毒性”というのもまた畏怖の対象となり、ゴシックに通じます。
ほかにヘビやサソリなども毒のある生き物。シルエットもサマになります。
忌み嫌われる闇夜の生き物。でもじつはとっても美しい生き物です。愛好家も多いですね。じつはお耽美アイテムだったりします。
私も「リアルではちょっと・・・」な感じですが、素材やモチーフとして目にするにはとても興味深い生き物だと思ってます。毛嫌いする、というようなものではない気がします。蜘蛛もじつは顔が可愛いですし(笑)。
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