【変身願望×コスプレ考2】★抑圧された自己を解放=コスプレ?
【異次元キャラになりきりたい願望】
「人間以外の何かになりたい」人。
たとえば、アニメのキャラクターになりきりたいとか、
人間以外の何者かになってみたい人たち。
何かコンプレックスが隠されている気もしますが、
これもひとつの変身願望の表れだと思っています。
その結果、コスプレに奔る人も少なくない。
コスプレって、自己顕示欲目的や芸能界入りを考える人以外は、
きっと今の自分の姿カタチに違和感を持っているんだと思います。
「今の私は、本来の自分ではない」と思うキモチが、
コスプレに奔らせている。そんな気がします。
そうやってコスプレ心理を読み解いていくと、
ファッションって見た目の問題だけじゃなくて、
本人すら解明できない願望やコンプレックスが含まれている気がします。
【自分と正反対の別人になりたい願望】
たとえば日頃「おとなしいね」「地味だね」と言われている人が、
元気なキャラクターコスプレで、別人のように陽気にふるまったりする。
(そんなコスプレ漫画、あった気がする)
それも一種の自己実現であって、異常でもなんでもないんですよね。
でも、コスプレって一般的には”オタク気質”、”ちょっと病んでる”みたいな
一括りに見られる風潮があります。
まあ、コスプレって夢の世界に逃避しているようなものなので、
そう見えるのも分からなくもない。
周囲に理解を求めるのって難しいですね。
だから、身元バレせずにコッソリと別人になれる「宅コス」に
活路を見出すのも悪くない。もしくは、
ハロウィンなんかで、誰がどんなコスプレしてもおかしくない機会に
デビューしちゃう人だっています。
みんな、世間に合わせて大なり小なりムリをして、
「ノーマルな人」「常識人」アピールしてるんだけど、
世の中そんなドノーマルな人ばかりじゃないことは誰しも分かっている笑。
やっぱり、抑圧された自分を解放する場って、絶対必要です。
その手段がコスプレだったりする訳です。どこも異常ではない。
自分は自分でしかなく、ほかの誰にもなれない。人生も一度きり。
その間中、ずっと”自分らしく振舞う”のってけっこうシンドイもの。
周囲に求められるキャラクターを演じてばかりでは、
本当に自分がなりたい自分を見失うことになります。
そんなの勿体ないなぁ、と思った結果、
「宅コスやってみたい」という発想に至ったんです。
でもよくよく考えたら、
すべて秘められたコンプレックスが端緒だったりして。
こういう嗜好って、自分の深層心理を知る良いキッカケです。
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