漫画「魔王城でおやすみ」~囚われ先で上質の睡眠を追求するお姫様
この手合いのマンガが好き。ゲーム展開の盲点系
さいきん、
「勇者が死んだ!」「ダンジョン飯」
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」
みたいな、ゲーム展開の不条理をツッコむ系マンガが増えてます。
★「勇者が死んだ!」⇒勇者が死んだので雑魚が勇者になり替わった
★「ダンジョン飯」⇒地下ダンジョンに鍋を持ち込み現場で敵をお料理
★「ダンまち」⇒お年頃の男女が同じ団にいるので恋愛に発展しそう
という、RPG設定ではふつうあり得ないことがゴロゴロ起こる漫画です。
そして今回読んだ「魔王城でおやすみ」も、RPGの不条理設定を絶妙についている。
悪魔城ということで、絵柄はゴシック寄り。ハロウィンみたいでお洒落。
主人公は、敵の悪魔城に人質として囚われた哀れなお姫様。
この姫、ちょっと目つきがパタリロっぽいです。恋愛要素はほぼありません。
淡々とした暴君姫君に癒されることマチガイナシ。
★「魔王城でおやすみ」のチラッとあらすじ★
国民に愛されているスヤリス姫が、敵の魔王にさらわれた。
国をあげて姫救出にいそしんでいるが、姫は敵国の寝床で退屈している。
魔王城では人質は何もすることがなく、姫はひたすら眠るしかない。
だが、魔王城のベッドは寝心地が悪く、姫は不眠気味。
「寝具を快適にすれば、良質の睡眠が得られるかも?」
枕やふとん、寝間着など、姫は魔王城の素材を借りパクし、
極上の眠りを手に入れていく・・・。
癒しのマイペース姫。読んでるとこちらまで眠くなる
ものすごく天然で、でもものすごく手ごわいお姫様、スヤリス。
上質の眠りを追求するためなら、どんなことでもサラッとやってのけます。
筋金入りのお嬢様って、じつは怖いものなしなコトが多くて、
この姫も人質のくせに、魔王城で敵を殺したり、
むしろ魔族たちを圧倒し手なづけたり。堂々としたものです。
いちおう牢屋に閉じ込められてはいるけど、勝手に抜け出して
ドラキュラの棺桶を拝借し、静か睡眠環境をモノにしたりします。
あまりの無敵っぷりに、魔族は戦々恐々。魔王すらもたじろぐほどです。
さて、スヤリス姫の行く末やいかに・・・?
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