漫画「コンプレックス・エイジ」お姫様でいたいゴスレイヤーの気持ち
【ゴスレイヤー34才、会社員。現実とのギャップに苦しむ女性】
「コンプレックス・エイジ」というマンガがあります。
第63回ちばてつや賞入選。佐久間結衣さんという作家さんの作品。
これが痛いほどよくわかる!
少数派の趣味って、周囲には明かしづらいですよね。
周りから理解を得られることもない。楽しいけど切ないです。
年齢制限のあるコスプレという趣味の中で、
大好きなゴシック系のお洋服を愛している主人公・佐和子34才。
女性なら誰しも、「あんなお洋服、こんなお洋服を着てみたい」願望ってありますね。
それは男性目線とか社会的に云々とか無関係に、「自己満足」からくる気持ち。
「ババア」「恥ずかしくないの?」「痛い」などなど、
いろんな厳しい声が飛んでくるんだけど、
それを跳ねのけながら、果敢にゴシック服を着続ける、いいオトナ年齢のレイヤーたち。
でも「いつかは卒業しなきゃ・・・」と
ココロの奥で自分の声がするんですね。
「あたしは一生 お姫様でいられると思った」。
でも、”お姫様”ってのは、低年齢にしか実現できない夢物語。
<でもやりたい、でも続けられない、どうしよう。>
そんな葛藤するオトナ世代をすごく上手に描いているマンガです。
レイヤーさんでなくても、
普段の服で「これ、もうラブリーすぎて着られないかも・・・」
と悲しくなることってあると思います。
女性なら、トシを経ていくうちに、この壁に必ずぶつかる日がくるんですよね。
分かりすぎて悲しい・・・。
【私もゴスロリお洋服大好き。でも一度も着たことない(涙)】
私もゴスロリお洋服にはすっごく興味があります。
服飾専門とか行ってみたかったくらいに、それはもう(笑)。
着てみたい気持ちも長年持っている。ゴスロリ雑誌もときどき買っている。
でも、まだ一度もゴスロリ服やゴスファッションに手をつけたことがない。
(なのにこのゴシックブログを書いている・・・なぜなのか笑)
やっぱり、”トシ相応”というのを親から厳しく言われてきた身。
憧れを抱きつつも、なかなかその世界に踏み込めないまま、今に至ります。
まず、ゴスロリ服を着て街を歩く勇気がない。(人目・・・気になりますw)
ただ、どこかゴシックテイストがほんの3%くらい入っている服は着たりしますが、
一般的な範囲を外れていないとは思います(たぶん)。
そういえば、私の幼いころは日本に「ゴス」や「ゴスロリ」という言葉すらなかった。
もし今私が10代後半だったら、こっそりこういう服買いだめしたりしてそうです笑。
ゴス服なんかも自作してた可能性も高い。
で、それが難しくなった今、
リカちゃん人形の世界でその願望を叶えているフシがある笑。
リカちゃん人形は永遠にトシを取りません。しかも設定もお金持ちの美貌のお嬢様!
スタイルも抜群、両親もサラブレッド。まさに「理想のお姫様」像です。
まさに夢の世界の住人(?)ですから、自分の好みを投影しやすいというか。
そんなこんなで、私はリカちゃんのゴシック服を作ったりしてるワケです。
「ああ、こんなお洋服着てお茶会とかしたい・・・」
とかうっとりと独りタメイキを吐いている、完全にヤバイ大人です。ワタシ。
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タグ:コンプレックス・エイジ, ゴス, 漫画